H.Sさん
◆お住まいの地域:坂戸市
◆ご年齢:37歳
◆お悩みの症状:頚椎椎間板ヘルニア
当院に来院された経緯
H.Sさんは2年前に仕事でライン作業していた際に首に痛みを感じ、整形外科を受診したところレントゲンによりストレートネック・頚椎椎間板ヘルニアと診断されました。その後仕事を変え、リハビリで牽引などをしながら回復を目指していましたがなかなか改善がみられず不安な日々を送っていました。首が回せず上を向くのも辛い状態で、首に力みが生じるような衝撃が加わるとさらに痛みが増すほどでした。寝ていても1時間半ほどすると痛みで目が覚めてしまうため毎日が睡眠不足になってしまっていたそうです。
そんな時に職場の知人の方からここを教えてもらい、「このままでは良くない」「我が子と一緒に遊べるようになりたい」との想いから来院されました。
検査の結果
・首および肩関節の可動域制限
・長期間にわたる猫背によって肩甲骨の動作制限
・首後面から肩上部にかけての過緊張
初回のカウンセリングと検査で判明したのが、長い年月をかけて首の痛みを庇うような猫背の姿勢が常習化してしまったことで顎を突き出すようになり首には常に負荷がかかっているということでした。そのため肩甲骨が肋骨に押し付けられて動きの制限が生じ、同時に胸が縮まり呼吸が浅くなっていることで回復力に必要な酸素の取り込みが不十分になっていました。
結果として、無意識の姿勢が首から背中・肩の関節と筋肉を過緊張させてしまうことで回復力低下と可動域の制限、及び炎症を常に起こしてしまっていました。そのため首には常に熱感があり、筋肉は常に緊張しているため伸張性を欠き、少しの衝撃で筋肉にダメージを与えるのですぐに炎症を起こしてしまう状態でした。
それを踏まえて、首~肩の緊張軽減と首に負担のかかりにくい良姿勢がとれるような関節の可動域獲得を目的とした仁整骨院独自の副作用の少ない施術と炎症を抑えるための自己処置・関節の硬さが再発しないようにする運動指導を行いました。そうすることで正しい姿勢を取り戻し、首への負担を軽減し回復力を上げることができるため今後衝撃にも耐えられる首肩にするための土台を作ることが可能になります。これらのことを目標に週2回4ヶ月行いました。
施術
初回の施術
長期間の負担によって硬くなってしまった肩関節や肩甲骨を調整し、関節周囲部の筋肉にかかる疲労を軽減させる施術を行いました。さらには自律神経を整える施術によって上半身の緊張を抜き、胸の広がりをつくり呼吸のしやすい状態にしました。そうすることで回復力の向上と運動療法を始めた際に良姿勢が作りやすくなります。
施術後、首及び肩関節部の可動域向上がみられたため、まずは炎症の鎮静化を目的とした自宅でできるセルフケアをお伝えしました。
1か月後
施術と生活動作指導、運動療法によって関節の可動域向上と肩関節まわりの筋肉の弛緩がみられはじめました。負担量の軽減は見られ始めています。
睡眠時間が取れるようになった…手を添えて寝返りすることが無くなった…といった変化を感じています。
2か月後
肩甲骨の可動域が上がったことで姿勢が変わり始めました。首周囲にも筋肉の柔軟性を施術で感じるようになり首の可動域向上が目視できるようになりました。
腕があげられるようになった、普通に歩けるのが嬉しいとの声をいただきました。
3か月後
初回との姿勢写真比較によって姿勢が変わっていることを自覚。ご家族にも動きが変わってきていると言われ、小走りの衝撃にも耐えることができるようになりました。
4か月後
施術による各関節の可動域向上と運動指導などによる良姿勢獲得によって、今まで首にかかっていた負担がなくなり、回復力が高まったことも相まって自転車の衝撃も耐えられるようになりました。子供と一緒に出掛けられるようになり、ジャンプ動作もできるようになりました。
総括
今回のH.Sさんは「ストレートネック」と「頚椎椎間板ヘルニア」により薬と牽引などのリハビリも受けられていました。それでもなかなか改善がみられず仕事や私生活にも支障が出てしまい、さぞ病院への不安と今後の生活への不安を抱えながらの日々だったかと思います。
もしあなたもH.Sさんのように首のことで悩んでいて、どこに行っても良くならない…もう最後にしたい…とおもっているなら、ぜひ一度ご相談ださい。
我々が悩み解決の力になります。安心して悩みをお話しください。
仁整骨院