M.Yさん
♦︎お住まいの地域:鶴ヶ島市
♦︎ご年齢:71歳
♦︎お悩みの症状:ヘルニア
当院に来院された経緯
2年ほど前にヘルニアと診断され歩くと5分も経たないうちに腰から右足に痛み・痺れが出てしまい、買い物などの外出に支障をきたしていました。整形外科では薬を処方されたものの効果を感じられず、胃腸の調子を崩してしまっている状態でした。M.Yさんは一人暮らしなので、「自分の事は自分で出来る状態を保ちたい」という願いから来院されました。
検査の結果
・腰回りの関節可動域の減少
・下半身の筋力低下による循環不良
・小指側に偏った重心による歩行動作
初回のカウンセリングと検査で判明したのが、腰回りの関節の硬さに加えて、下半身の筋肉量の減少、右足を庇う事で左膝の関節軸が崩れてしまっている状態でした。
結果として椎間板に負担をかけてしまっており、症状が現れていました。
それを踏まえて、関節可動域の拡大を目的とした仁整骨院独自の副作用の少ない施術と人間の基本的動作となる歩行の癖改善を軸とした自己処置・運動指導を行いました。そうすることで正しい歩行(生理歩行)と正しい重心位置での生活動作を取り戻し、更には悪い癖によって使えていなかった内転筋も使えるようになることで骨盤の傾きを修正、椎間板に負担のかかりにくい姿勢の獲得、自信を持ってゴルフを楽しめる身体作りまで視野に入れて週2回6ヶ月間施術を行いました。
施術
初回の施術
初めて整体を受けるとのことで初回は刺激量を少なくして右足の緊張を緩めるのみにしました。そうすることで運動療法を始めた際に整理歩行が作りやすく、良くない歩行(病理歩行)に戻りにくくする事ができます。
施術後、股関節の可動域が向上したためその状態を少しでも維持してもらうために自宅でできるセルフケアをお伝えしました。
1か月後
家の階段が下りやすくなり、立った状態でズボンが履きやすくなったとの事でした。
2か月後
布団で上向きで眠る時、足がまっすぐ伸びるようになりました。寝つきも良くなったそうです。
3か月後
自宅で床からの立ち上がりがスムーズに行えるようになり、近所のスーパーまでの道のり10分は耐えられるようになりました。
4か月後
買い物へ行って店内を歩きまわれるようになりました。痛みや痺れはほとんど感じずに生活を送れるようになりました。
5か月後
1年ぶりに都内まで出掛けられて9000歩も歩けるようになりました。
久しぶりに会った友人から「姿勢が良くなったね」と言われて嬉しかったそうです。
6か月後
リハビリのおかげで太ももの筋肉が養われ、2年ぶりにゴルフへ出掛けて1万歩以上歩けるようになりました。
総括
今回のM.Yさんは「ヘルニア」という大きな疾患の診断をされていました。1人暮らしで2匹の猫を飼っている事もあり「私が倒れるわけにはいかない」と毎日コツコツとリハビリ運動に取り組んでくれました。
施術によって関節のバランスを整える事と骨盤周りの硬さを緩める事はできますが、筋肉を養うにはM・Yさん自身がリハビリを頑張ってくれた事によりゴルフへ出掛けて1万歩以上歩けるまでに回復する事ができました。
当院は患者さんと“一緒に良くする”ことを考えて計画・施術・指導を行います。
薬を処方されたが効果を感じられず、また胃腸の調子を崩された方はご相談下さい。当院で一緒に良くしていきましょう。
仁整骨院